樹木を観察しよう 果物がなる木 [自然観察]
信州の果物と言えば、りんごです。
ＧＷに白く可愛い花を咲かしたりんごの木、今はどうなっているのでしょう。
青い実がなっていました。
秋になり、赤くなったら食べごろ。
ではありません。
品種によっては、始めから赤い色をしているりんごもあります。
信州はフルーツ王国です。
他にも美味しい果物が沢山とれます。
6月上旬、旬の果物といえば、さくらんぼです。
これは露地物なので、赤くなるまでもう少しです。
北信中野市では、さくらんぼ狩りができます。
上の写真はイチジクです。
フランス民話『ふくろにいれられたおとこのこ』山口智子再話、堀内誠一絵、福武書店に出てくる、
男の子ピトシャン・ピトショが拾ったお金で買ったのが、このイチジクです。
生でも十分美味しいのですが、昨年はコンポートを作りました。
シロップが透明な赤色になりで綺麗です。
- 作者: 山口 智子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2004/11
- メディア: 単行本
上の写真は、皆さん良くご存じのぶどうです。
生食用は藤棚のようにつるを這わせ、
ワイン用は一本ごと生垣式に栽培する農家が多いです。
上の写真は、ブルーベリーです。
白い小さな花を咲かせ、実をつけます。
熟したブルーベリーは、ヨーグルトと一緒にジューサーにかけます。
ちょっと贅沢な、朝食のおともにいかがでしょうか？
上の写真は、柿です。
ヘタの形が面白いです。
春の若葉、秋の紅葉した葉は天ぷらにすると美味しいです。
南信伊那地域の市田柿は、お歳暮の人気商品です。
上の写真は、栗の花です。
この花が咲くと梅雨入りです。
むせるような独特の匂いがします。
北信小布施町（おぶせまち）は栗の名産地です。
栗を使ったケーキやあんみつ、ソフトクリームに栗かのこ、美味しいお店が集まっています。
上の写真は、くるみです。
秋、熟した周囲の実を腐らせると、堅い殻の種子が出てきます。
東信東御市（とうみし）の特産品で、こちらも全国生産量１位です。
日本原産の信濃グルミやオニグルミを中心に栽培されています。
上の写真、忘れてはいけない、プルーンです。
全国生産量1位、国内シェアの6割以上の誇らしい果物です。
中でも、東信佐久穂町のプルーンはイチオシの美味しさです。
熟してから収穫された、生のプルーンはとても甘くいくつでも食べられます。
上の写真は桃です。
とても甘いのでしょう、幹から樹液が出ています。 
上の写真は、キュウイフルーツの花です。
これは実をつける、雌花です。
キュウイフルーツを収穫するためには、花粉を採る雄花の木と、雌花の木と両方栽培します。
写真上、街路樹や公園で良く見かけるヤマボウシの花です。
白い花びらに見えるのは、4枚の総苞片で、中央に20～30個集まっているのが花です。
秋、赤い実をぶらさげ、果実酒にできます。
上の写真は、5枚の薄いピンク色をした花びら、可愛いですね。
何の果実でしょうか？
ヒント。果実酒に良く使われ、喉の炎症に効きます。
こっちは、実が膨らみ始めています。
この形に見覚えはありませんでしょうか？
かりんです。
諏訪市では、2009年10月24日（土）かりん祭り開催予定です。
諏訪湖畔にはかりんの木が植えられています。
かりんの実の無料配布や販売、加工品販売が行われます。
とっても良い香りですので、お出かけしてみてはいかがでしょうか？
十分熟してから収穫し、地元に出回る新鮮な果物はとっても美味しいです。
夏から秋にかけ、その収穫が待ち遠しいです。
2009-06-09 22:00
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
スローライフ 日本ブログ村
ツタヤディスカス
コメント 0