ぶどう畑でさえずる野鳥 ホオジロ [バードウォチング]
信州に暮らしていると、身近な場所でバードウォチングが出来ます。
見られる野鳥は、季節、、林や川沿いなど場所に寄って異なります。
先日、ぶどう畑をお散歩しました。
夕暮れ、犬のお散歩をする方と多くすれ違いました。
ぶどう畑の支柱で、力いっぱいにさえずる野鳥がいます。
あなたは誰?
写真上 ホオジロ ホオジロ科
16.5㎝位
ホオジロです。
顔が黒いので雄です。
良く見て下さい。喉ぼとが白いです。
羽は茶色と黒の斑模様です。
尾羽の外側が白いです。
一見、スズメに似ていますが、スズメより尾が長いです。
普段はチチッ、チチッと鳴きますが、繁殖期には軽快に早口で鳴きます。
さえずりは、「一筆啓上しか仕り候」とか「源平つつじ、白つつじ」などと聞きなされています。
一羽の雄は、十数曲レパートリーがあるそうです。
この日も、面白い鳴き声で、長い間同じ場所でさえずっていました。
私が近づくと、気配に気づき、葉が多いりんごの木の繁みに、さっと隠れてしまいます。
しばらくすると、同じ場所に戻ってきて、またさえずり始めます。
それを繰り返すこと30分、やっとカメラにうまく治まりました。
ホオジロは日本中どこでもいて、一年を通して観察できます。
草地や日当たりの良い林に来たら、探してみて下さい。
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