花の百名山 入笠山に登る 登山道に咲く花 [ハイキング]
マナスル山荘の登山口からは、入笠山山頂までは徒歩約30分です。
マナスル山荘には天体望遠鏡があります。
子どもの頃、家族で入笠山に訪れたことがあります。
キャンプをしたり、この山荘に泊まり楽しかったです。
私にとって、思い出深い場所です。
30分と短い山道ですが、急坂が続きます。
花を楽しみながら、ゆっくり登りましょう。
ルリビタキ(ツグミ科)がすぐ頭の上で鳴いているのですが、葉が繁り姿は見えません。
写真左 ツマトリソウ サクラソウ科
写真上 マイヅルソウ ユリ科
丸いハート形の葉の脈には、丸みを帯びた曲線があります。
鶴が舞う姿に似ていることから、この名がつきました
写真上 入笠牧場
林の切れ目からは、入笠牧場が見えます。
上に見えるのは、宇宙開発機構天体望遠鏡です。
コナシの群生が満開です。
コナシと言えば、上高地小梨平を思い浮かべます。
私の印象では、入笠山一帯のほうが、その本数は多いように思います。
写真上 コナシ(別名ズミ) バラ科
つぼみは薄赤色です。
登山道にも、コナシの花が何本もあり、コナシのトンネルが出来ています。
写真左は、撮影の人気スポットでした。
快晴の日は、見事な色のコントラストでしょう。
写真上 レンゲツツジ ツツジ科
入笠湿原ではつぼみでしたが、ところどころ開花しています。
山の緑に馴染む、綺麗な色です。
写真上 エゾノコリンゴ バラ科
久々に見れました。可愛いです。
花びらが大きく、真っ白です。
写真上 スズラン ユリ科
登山道にもスズランの花が咲いていました。
ニ輪向き合って咲き、いとおしいです。
お疲れさまです。登頂です。
ゆっくり上り、登山口から40分かかりました。
入笠山は標高1,955mです。
山頂は大勢の登山客で賑わっています。
入笠山は、八ヶ岳、中央アルプス、御嶽、乗鞍、北アルプスと360°の大パノラマを楽しめる山です。
残念ながらこの日は、入笠牧場と近くの山々が見える程度でした。
お目当てのスズランと多くの花を見ることができたので、大満足です。
良く歩いた後、山で頂くおにぎりは美味しいです。
皆、目にした花の話でもちきりです。
下山の際は、足が疲れてきているので、気をつけて下さい。
13時すぎ、近くで雷が鳴りました。
明るいのですが、夕立に遭いそうです。
写真上 入笠湿原
同じ場所でも、朝とは違った雰囲気です。
風が吹いています。
黄色く見えるのは、ウマノアシガタ(キンポウゲ科)です。
午前9時、ゴンドラ山頂駅の気温は16℃でした。
午後3時、温度計は25℃を示しています。
入笠山は、花の宝庫です。
これから夏から秋にかけて、競うように次々と花が咲きます。
ゴンドラや車で山頂近くまで行けますが、登山に適した装備でお出かけ下さい。
虫よけスプレーも用意すると良いです。
pulsarさん、初めまして。
nice!ありがとうございます。
最新の記事でなくても、
nice!やコメントを頂けると嬉しく思います。
入笠山はグリーンシーズンであれば、
手軽に登山出来ますので、是非お出掛け下さい。
写真撮影の際は、三脚で花の根を痛めることのないよう、
ご配慮のほどお願い致します。
by mizunara (2010-02-12 15:44)